023 渋谷・丸木屋商店 【shibuya・marukiyasyoten】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
はい
渋谷
三軒目
お目当ての角打ち
丸木屋さんへ
奥渋の闇をつき 輝くサイン
お店の右サイドに回ったとこ
何人もの呑み人達を吸い込んだであろう入口が開いている
角打ち
というか
立ち呑みですね
「赤星ください」
赤星をAsahiのグラスで
まみつーをチョイス
きんぴら
さつま揚げ
から
ポテサラ
ポテサラをカスタマイズするための
渋谷名物 ハチ公ソース 中濃
「ブルドックならぬ、柴犬ソースですね!」
と、アルコールに酔いしれた言葉が走りだし、喉の奥から出口を見つけ唇から飛び出した
「ハチ公は秋田犬よ!」
と、おかあさんからピシャリと指摘
常連さんたちから
この町の情報を仕入れる
更ける奥渋の夜
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
「丸木屋商店」奥渋谷で角打ちできるところがあると聞いて行ったんですが、酒屋と入り口も分かれているし、コの字カウンターにアテも豊富でほとんど立ち呑み屋みたいなつくりです(立ち呑みスペースの入り口死ぬほどわかりにくい) 。僕ら以外全員常連さん。いちばん端にいた週4で来てそうなお父さんと結構話しました。洒落酒史上初のセッションです。何話したかなんてあんまり覚えてないんです。正直そんなにおもしろい話でもなかったと思うんです(一応喋りのプロの端くれなんで)。いい感じのジョークを言ってもあんまり通じないし。シラフであれば絶対楽しくないと思うんです。でも、酒を一緒に呑んでいたらめちゃくちゃ楽しいんです。話せてよかった、会えてよかったと思うんです。帰り際、握手してまうんです。これが酒の酒場の力だと思います。いろんな優劣を隔たりを取り除ける。酒の力を借りてお父さんと楽しく話ました。名酒場は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。地球全体が大きな酒場ならずっと平和でしょうね。あ、ちなみに11月11日は立ち呑みの日だそうですよ。
編集:ヌマタリョウ Twitter