043 三軒茶屋・きーち 【sangenjaya・kīchi】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
三軒茶屋3軒目
まだまだ 三角地帯に迷いながら、お目当ての店へ
到着
暖簾の脇から
チラリ
おっと、満席
と、こうなれば
この時間は “ 飛び込み ” にあてよう
この佇まい
路面でない2F
「スーパードライと角ハイと
レア焼酎と から揚げの安いお店」
わかりやすいタイトル
行ってみっか?
いやね、
さすがに独りの時は こんな雰囲気だと入るの緊張しますよ
で、
だいたいこういうとこって、マスターと常連(かなり友達寄りの)が仲良くしてて
「いらっしゃいませ (ん?一見?おお、入ってきたんだ) 」
な、ヴァイブスに圧倒されるんです
しかし!
その あるあるは、己の心に巣食う惡(緊張感、その他 )が作り出してしまった あるある
見計らい、そのリズムにノってってグルーヴをつくりましょう
このセッション、酒場ノリが そうとう鍛えられます
そんなこんなで
きーちさん
イン
芋お湯から
「スーパードライと角ハイと
レア焼酎と から揚げの安いお店」
ってことで
から揚げ いっておくっしょ
うまい
マミツ、もうちょい追う
納豆オムレツと、揚げシュウマイ
腹が減ってきたことの象徴
茶色いマミツばっか
行ったことない店に飛び込んでくのはいいね
店っ面から溢れるイキフン嗅ぎ分け
その嗅覚
鍛えよう
みなさん
食べつくし、飲み干して
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
お洒落用SNS、インスタグラム。いい古着屋のインスタは情報が読み取りにくい。アイテムの名前だけで説明がなかったり、値段が書いてなかったり、商品の問い合わせが電話のみだったり、英語しか書いてなかったり、上のやつ全部だったり。こちらに余白を読み取らせる(英語に余白をもたせる和洋折衷)。やはりいい古着屋は高いモチベーションを要求してきます。情報が少ないと行きにくいですもんね。そこでふるいにかけるわけです。そして、さらに2階や地下、看板なし、ダダ漏れ世界観などの外観的プレッシャーに勝てたものだけ(それか、阿呆か)が入る事を許されます。そんな店に挑むときの緊張感は凄いです。その重い扉を開けれるだけの力を僕に与えてくれるコーディネートに身を包み、呼吸を整えそこに立ちます。今日のコーデじゃあの店には行けないなとか普通にありますもんね。いつでもどんな店でも行けるお洒落で阿呆な男になりたいもんです。
編集:ヌマタリョウ Twitter