092 日本橋・ふくべ 【nihonbashi・fukube】
さ、
日本橋を〆ましょう
通人の酒席
ふくべさんへ
一回 覗いたんだよね
混んでて後回しにしたのさ
もっちょいで閉店な時
座れるようでイン
久々の縄暖簾
カウンターには
ブイシーな燗マシーンがお出迎え
酒
何にしよう
オススメを聞かせていただく
樽酒が調子いいみたい
じゃあソイツを
樽の香が宿ったヤツ
アートだね
海の幸と
山の幸を合わせて
美味しい料理ってのも凄いけど
杉の木の “ 香 ” を酒に移すっちゅうんだから
これ普段呑んでたら
春
花粉症の症状軽減しないかね
マミツいこう
マグロから
鯵の干物
酔い時間は
あっちゅう間
ラストオーダー
〆にかかるか
すると
奥からお母さん
つまり奥さん
きっとたぶん
マスターの
「卵かけごはんなんてどう?」
それっしょ
ビシっと注文
なんとかっちゅう
いい卵だった気がする
が
4軒目
霞がかったアタマじゃあ
覚えてらんない
これぞ〆
THE 〆
閉店間際までお邪魔しました
ごちそうさまっす
縄暖簾に間違いなし
さ、次へ行こうか
通人の酒席「ふくべ」。説明不用の名店です。実は3軒目で行こうとしたんですが、満席のため一度弾かれました。そこから少し離れた人形町エリアへ。「笹新」でいいお酒を頂いたあと、そのまま人形町で〆る選択肢を放棄し、再び八重洲エリアに戻り再挑戦する事に。ここでも予約はしないルールを適用。この縄暖簾をくぐるまでは入れるかどうかわかりませんでしたが、無事にイン。時間が遅かったので、運良く黒帯揃いのカウンターに着席できました。焦らされた事、少し歩いた事、カウンターに座れた事がスパイスとなり、極上のお酒たちがより輝きを放ちます。いやー、最高でした。ここに導かれるために弾かれたんですね。誠実にお酒と向き合っていれば、いいお酒に導かれるもんです。これからも、いいお酒と縁があるような吞み方をしたいもんです。
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文・編集:ヌマタリョウ Twitter