094 新宿・ぼるが 【shinjuku・volga】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
新宿2軒目に向かいましょう
ぼるが さんへ
正式には
カタカナなのか
ひらがななのか
そんなことは置いといて
2FへGO
ラべ黒瓶ビ
もっきりスタイルで
店内
素晴らしいイキフン
天井
壁
床
何万回と響いた
乾杯に弾けるグラスの音を
ガッツリ吸い込んでるっしょ
おつまみチョイスのコーナー
ぬた
串をいっとく
素晴らしい
ビンがバチバチ空いてく
鼓動が血液を波立て
全身のパイプライン
そこをアルコールが華麗にサーフィン
酔いねぇ
回るねぇ
ここ1軒目で
この1軒だけでもいいな
ってな話しをして
窓から新宿を覗く
止んでないもの
ごちそうさまでした
さ、次へ行こうか
この日まで僕にとって死角となっていた西新宿エリア。そこにある「ぼるが」。数々の文化人に愛された名店です。文化人が通った店というと、新宿三丁目エリアの「どん底」が思い出されます。ジャンルとしては微妙に違う両酒場なのですが、共通の匂いみたいなものがある気がする。老舗というより、レトロという言葉がしっくりくる雰囲気です。木造ではなく、ウッディーと言いたくなる感じ。オレンジ色の照明がつくり出す絶妙な薄暗さに関しては全く同じです。レンガ作りの外壁が蔦で覆われているところも似ている。これらの事は神保町の文豪御用達喫茶「さぼうる」にも重なり合います(蔦かどうかわからないが、草は茂っていた)。共通の空気感。文化人が通う店あるあるですね。どうやら僕はこのあるあるが好きみたいです。「ぼるが」1階のカウンターが凄まじかったので、今度は1人で行ってみようと思います。文化人の卵面して。
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文・編集:ヌマタリョウ Twitter