030 恵比寿・まくら とよかつ 【ebisu・makura toyokatsu】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
恵比寿2軒目です
この日も恵比寿で4軒行ってますので、残り2軒は 年またぎ
まあまあまあ
キリの悪さも呑んで うやむやにしちまおう
さ、
まくら とよかつさん
いいね
夏
夕暮れ
闇雲にこのあたりをウロウロしてて
そしたら、こちらの お店の前にさしかかった
暑いから正面扉が開いててさ
雰囲気を雰囲気で煮しめて
最後に雰囲気をふりかけたような
そんな暖簾の向こう側
ここは行かねばと思ってたとこ
1軒目、恵比寿ビール記念館には無かった赤星大瓶で仕切り直す
右手から口の中
ビールと手を繋いで踊りながら胃袋に消えていくために焼かれた串
ごちそうさまです
2016
みなさま
健康で
良いお年を
2017
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
住みたい街ランキング上位常連の恵比寿。大人、洗練、ハイソ。この辺りが一般的な恵比寿のイメージでしょうか。一軒目に選んだガーデンプレイスも大人で、洗練されていて、ハイソで、クリスマスでした。でも、以外とあるんですよね。恵比寿にもコテコテ店が。「まくら とよかつ」昭和21年創業。クリスマスな街になる前の恵比寿を知っている店です(余裕で)。入り口から、若者よ入れるもんなら入ってみいの雰囲気。店構え自体が門番です。3年前の僕ならこの門番にはじかれていたでしょう。中に入ると、変形鈍角コの字カウンター。そして、なんとこちら焼き物の追加注文が禁止なんです。どんなに美味しいと思っても、どんなにおかわりしたくても、どんなに空いててもです。禁止の理由はわからないですけど、名店には信念があるもんです(空いててもがポイント)。いやー、名物の「まくら」もう1本食べたかったんやけどなー。近いうちにおかわりしに行こうと思います。
編集:ヌマタリョウ Twitter
029 恵比寿・エビスビール記念館 【ebisu・museum of yebisu beer】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
恵比寿です
師走
いそ賀しい太郎
街は、メリーでクリスマスなイキフン
恵比寿でエビスビールのレア方面なヤツが呑める場所があるって聞いて
そう
そこは
エビスビール記念館
歴史より
ビールを身体に入れてくよ
コインを買って
ルービーを選ぶ
シャレたツマミのセット
ここでは
慣れ親しんだ “晩酌セット” “お疲れ様セット” といった名では無かった
ノドに冷たいのをブチあてる
恵比寿
あの辺あたり気になんだよね
前通ったとこの、店っ面がイカしたとこあってさ
作戦がまとまったところで
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
さて、恵比寿です。恵比寿ガーデンプレイス、時計広場、6時です。この時期ガーデンプレイスは色づきます。 ということで、いつもより上品に。ストリートは抑えめで。モテる用のネイビーのコートを羽織り、キャップではなくニット帽、スニーカーではなくカッチリシューズです。しかし、恋人達の季節を完全に受け入れることができず寒色の寒素材のコートを挿してやりました(コートonコート!)。いざ繰り出してみると、意外にも暖かみのある景色とのコントラストがいい感じ。実は一旦赤のニット帽をかぶって家を出たんですけどね。耐えられず、引き返しました。サンタクロースの格好をできるほど、まだ大人になれない。でも、彼女のクリスマス気分を上げたいから、こっそり赤いキャップをかぶるくらいならできそうだ。と、今月のPOPEYEに書いてありました。こういうとこですかね。僕は。何はともあれ、メリークリスマス。
編集:ヌマタリョウ Twitter
028 四ツ谷・ワインバル サカグチ 【yotsuya・winebar sakaguchi】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
はい
四ツ谷〆ましょう
鼻を効かせて
ハーナビゲーションが導く先へ
標識に沿って左折
10m先
まもなく目的地周辺です
ワインバル サカグチさん
オシャレにワインなんかを立ちで
ボジョレーを粋がる
ポテサラ、ピクルスと
女の子と ちょいと呑むのに良いかも
立ちって好かれないのか?
いや、好いてくれる そんな娘と来ればいいのさ
下仁田ネギのピザ / ラザニア
シャスデリ
モチ野ロン太郎でワインに合いやがる
たまにはこんなスタイルもいいね
四ツ谷
再訪を誓って
ごちそうさま
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
今年のボジョレー・ヌーボーの解禁日は11月17日。この日が11月21日だったので、ボジョレーを呑むことにしました。シャレた店にて。慣れた立ちで。 ボジョレーといえば気になるのはその年々の出来・評価です。2003年が「110年ぶりの当たり年」、2005年が「タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備えた、これぞ『ザ・ヌーボー』」、2009年が「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に1度の出来」、2011年が「100年に1度とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」なんだそうな。こりゃあ凄い。更新に次ぐ更新。最高の出来のバーゲンセール。プロ野球ドラフト会議の「10年に1人の逸材」に匹敵。ボジョレー・ヌーボー、恐るべし(販売業者、恐るべし)。今年の出来は如何に。実際に呑んだ僕としては「数年後が匹敵してくるであろう最高の出来」だと思います。お後がよろしいようで。
編集:ヌマタリョウ Twitter
027 四ツ谷・支那そば屋 こうや 【yotsuya・shinasobaya kouya】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
四ツ谷3軒目なのであ~る
ルービーの炭酸が腹から抜けてきて
異常なまでの空腹到来
じゃ
軽めにメンラー挟んどくか
ってなもんで
支那そば屋 こうやさん
名物
ワンタン
ツルリン
ルービー
スコン
整えて
メンラー
ズズっと
ごちそうさまっす
しかし、我々
まだ お腹のほう
若干の余裕がございます
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
あまりお腹にものを入れずに呑んでいると、ある時点から急激にお腹が空いてきます。呑む前より空腹になっている事もあるくらいです。今回はそれが2軒目を出たところでやってきました。時刻は20時くらいですが、僕のお腹は16時です。こんなときは麺とスープを胃に放り込むに限ります。「支那そば屋 こうや」四谷で有名な麺の店。あのタモリさんが足しげく通っているらしいです。瓶ビールのグラスがお冷用のグラスなのもラーメン、中華ならオッケーです。支那そばと皿わんたんを待ちます。絶妙に焦らされて、口に運んだ熱々のスープと麺の味は言うまでもないです。あっという間にラーメン鉢は空に。そして、皿ワンタン。こいつは凄い。もっと言うまでもないです。次来たときは最強のフュージョン雲呑麺を食べなければ。やはりタモリさんが通う店にハズレなしです。
編集:ヌマタリョウ Twitter
026 四ツ谷・まことや 【yotsuya・makotoya】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
四ツ谷から歩って四谷三丁目へ
石原さとみ嬢並みにメトロ前をキメる
未体験ゾーン
ちょいとプラっと
侮れねぇ
よつさん、深めの店 多し
で、この提灯
白地に黒の「やきとん」の文字
+ピーホツ
吸い込まれるよね
まことやさん
歩って軽く醒めたとこに赤星を注いで立て直す
ポテマカ明太乗せ / バラ / ハラミ / きゅうりのミョウガ和え
ピーホツに切り替え
ジョッキを乾かして
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
2軒目を探すにあたり、四ツ谷三丁目方面に歩き荒木町エリアを彷徨います。割烹、中華、BARいろいろありましたけど、かつて花街だった名残りか全体的にスナック臭がするというか、路面店でも看板がはっきり出ていなかったり、出入口が小さかったりで中の様子が伺えない店が多かった気がします。スナック臭により今まで培ってきたいい店を嗅ぎ分ける鼻をやられ、よさそうな気配を感じつつも踏み込めず、キープ店の連続です。そんなときたどり着いたのが、ここ「まことや」。中見えまくり、紺の暖簾、“やきとん”の文字。スナック臭いっさいなし。はい、安心安全店。来たことあるこの感じ。ほぼ友達ん家。いつものように注文し、答え合わせをするように食べました。全問正解(明太ポテサラは予想を上回ってきましたが)。サクッと会計して次の店を目指します。いずれはスナック臭がする名店も嗅ぎ分けれるようにならんとな。
編集:ヌマタリョウ Twitter
025 四ツ谷・鈴傳 【yotsuya・suzuden】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
お次は
四ツ谷
冷たい雨に街はひっそり
しかし、吞兵衛
で
1軒目、立ち吞み屋
鈴傳さん
酒屋の中にある立ち吞みスタイル
店内に暖簾
月の向こう
いいね 20000
「 四ツ谷、どこらへん攻める? 」という言葉をキレイに発するため
喉を濡らす
Asahi
つまみはオススメ2品
刺し盛り / 煮込み
お母さんのアドバイスを頂き
熱燗を
サクッと呑って
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
一応、普段からTPOに合わせたコーディネートを心掛けているんです。洒落酒の場合は主にTとPですね。しかし、今回の四ツ谷は行ったこともないし、特にイメージも湧かない。僕的に今までで一番先入観がない街です。よってPもなくなり、残ったのはTのみ。季節さえ合っていれば、長袖長ズボンであれば、あとは好きにしてオッケー。自然とストリートになってしまいます。ストリートなら基本どこでも馴染むでしょ。道なんで。最強アイテムコーチジャケットをオーバーサイズで羽織り、プルオーバーのパーカーをイン。その下からオレンジをチラ見せ。このチラ見せ、無難に行くなら黒かエンジを拾うんですが、僕の服の師匠が「最近拾うの飽きてきた」と言っていたので、第4の色を投入しました。パンツが黒じゃなくグレーなのもちょっとそれです。個人的にストリート×立ち呑みってすごく相性がいいと思うんです。それを田中三浪×鈴傳で感じてもらえたら幸いです。
編集:ヌマタリョウ Twitter
024 渋谷・ドレスのテイクアウト店 【shibuya・dress no takeout ten】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
奥渋、まだまだ攻めたかったね
再訪あり
で、歩って
お次はあのへんよ
なんて言ったらよいか
あの、楽器屋いっぱいあるとこさ
サンドイッチで呑れる店
ドレスのテイクアウト店さん
もう4軒目でさ
呑られちゃって
ピント合ってないもの
店内、強引に卓が作られてて
強引に詰め込まれて呑む
マスターが外にいなきゃダメなほど強引に
こりゃあ仲良くなっちゃうね!
ってなもんで
この後、常連さんたちに拉致られシャレたBARに
一期一会
これもまた酒席の良いところ
こったこたに酔って
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
さあ、サンドイッチ屋さんで呑んでますよ。伏線回収。店名「ドレスのテイクアウト店」洒落てます。場所が「丸木屋商店」の立ち呑みスペースくらいわかりにくい。渋谷の死角ですね。そして、呑みのスペース死ぬほど狭いです。厨房に無理やり椅子と机並べてるだけですからね。最高で7人座れるらしいですけど(いや、無理やろ)。すぐに溢れてしまうので、常連さんたちは当たり前のように店前で立ち吞んでます。すさまじいアットホーム感。ひとたびノックすれば、たぶん誰でもすぐ仲良くなれます。人見知り撲滅店。僕ももちろん大セッションです。いやー、楽しかった。楽しすぎてサンドイッチの味忘れてしまいましたが、美味しかったに決まってる。「ドレスのテイクアウト店」とても素敵なサンドイッチ屋さんです。あ、このあと兄さん方にいきつけの大人酒場に連れて行ってもらいましたとさ。めでたしめでたし。
編集:ヌマタリョウ Twitter