006 秋葉原・やきとん 元気 【akihabara・yakiton genki】
金雀・田中三浪が いい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
百飲の裏手へ、プラっと
この「プラっと」が表現する ちょうどの時間のとこに「やきとん 元気」がある
モチ野ロン太郎で外呑み
クーラーなんていらないのさ
夏は暑いから夏で
刺さる日差し
額をぬぐい
薄着の あの娘
そんな思い出がつくられる夜を
なるべく多く
気付いたら冬なんて 俺はイヤだぜ
「外で呑もうよ」
このメロディ
呑兵衛の夏のキラーチューン
Asahi / 煮込み / やきとん
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
外で飲むのが気持ちいい季節になってきました。外で飲むビールってなんであんなにうまいんですかね?ビールの味自体は同じはずなのに。おそるべし夏の外マジック。今から8年前。僕は21歳。ようやくビールのうまさが分かり始めた頃。夏の海に高校時代の友達と車でくり出したんです。車の中でのカラオケ大会のせいで海に着いた時点で喉はカラカラ。そこから更にバーベキューの準備やら何やらで、もうセミ脱水症状。ようやく全てが整い、ビールにありつける時間に。氷水がギッチリ入ったクーラーボックスでキンキンに冷やしたキリンラガー(スーパードライ出してる店の回にすんません)のロング缶を手に取り、口に運ぶ。黄色い冷液が入るやいなや、喉がパッカーンとほぼ音を立てて開き、次の瞬間には右手の缶の中は空になってました。これが僕史上最高ビールです。衝撃的でした。21歳の夏。うまかったなー。若かったなー。あれを超えるビールにはもう出会えないのかもしれないですね。今年も夏がやってきます。いよいよ夏本番です。
編集:ヌマタリョウ Twitter
005 秋葉原・百飲 【akihabara・hyakuin】(閉店)
金雀・田中三浪が いい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
さて、次に乗り込んだ街は「秋葉原」
電気、漫画、ゲーム、アイドル、メイド喫茶…
って感じ?
いや、でもね
けっこうあるの
いい呑み屋
昭和通り口を出て向かった1軒目
立ち呑み「百飲」
肴、だいたい百円
Asahi / 厚揚げ / 塩サバ / 肉じゃが
これで五百五十円あたり
ビール注ぎマシーン
二百円投入
グラスが傾けられ、黄金色の冷たいヤツが注がれる
よきところで泡
ここまでをコイツがやってくれる
去り際は、きっちり拭いて、食べこぼし、水滴を残すべからず
これ、立ち呑み屋の基本
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
立ち呑みは好きなんで 普段からちょくちょく色んなとこに行くんですが、「百飲」恐るべし。ビルの怪しさ、ほぼ100円というつまみの安さ(晩杯屋ですら410円の生ビールも200円!) おかわり用の自動サーバー。最近は若い女性の間でも立ち呑みが流行ってるらしい。逆にオシャレだとか、出会いがあるとかで。それに合わせて小ギレイだったり、ワインがあったり、バルっぽかったりする立ち呑み屋も増えて来てるみたいです。しかし、この「百飲」逆から見てもオシャレじゃないし(ま、ここでいい服を着て飲んでるのはお洒落なんですけど)、出会いなんか全然ない。飲んでる人は全員ただの酒好き。日課的に酒を飲みたい人だけ。歯を磨くがごとく。ジョギングするがごとく。ここで端正な女性が1人で飲んでたら惚れてまうやろなー。
編集:ヌマタリョウ Twitter
004 中目黒・イエ モルトハウス 【nakameguro・Ye Malthouse】
金雀・田中三浪が いい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
次どうする? ちょっと歩いてみるか
3軒あたり梯子した後、更に行こうとなると まあこうなる
いや、元々あてなんてないのか 呑みに行く時なんてのは
呑兵衛、みんな さみしがりや
プラプラしてたら、外の席で呑んでた女の子に声をかけられ
このお店に
イエ モルトハウス
4軒目
おなかギチギチ
1杯しか呑めなかった
僕らは中の席で
女の子たちは、べつにずっと外の席
中目黒
じゃあね
さ、次へ行こうか
一発目ということで、一応僕を紹介する意味あるコーディネートをしたんですけど、わかりますかね?そう、鳥柄です。金雀なんでね。鳥なんで。雀柄ではないですけど。こういう何か意味あるコーディネートをするのも、服の楽しみ方のひとつだと思います。クリスマスには赤と緑を少し入れてみたり。岡山に行くときにはジーパンを履いてみたり。微ドレスコードです。僕は大学時代、中国語のテストの日にパンダがプリントされているTシャツを着ていきました。試験中に試験官がそれに気づいて、ニヤニヤしていたのを覚えています。これはネタっぽすぎるけど、まあそんな感じです。あと、羽織り。中のTシャツ、ズボン、靴を全部黒にすること(とサイズ感)によって羽織りの羽織り感を高めてます。バサっと羽織ってる感じです。羽織りっていいですよね。字面、響きも含めて。片手で持つもよし、肩に掛けるもよし、もちろん羽織るもよし。羽織り、お洒落です。
今回で中目黒は終了。次回からは秋葉原~御徒町での洒落酒です。乞うご期待。
編集:ヌマタリョウ Twitter
003 中目黒・籐八 【nakameguro・touhachi】
金雀・田中三浪が いい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
ばん で、レモンサワーを飲み干し、向かったのは
籐八
THA BLUE HERB の BOSS氏が訪れたこともあると聞いていて、ぜひ一度 伺ってみたかった お店
北からの刺客 赤星から
お通しのヤバスギルスキル
SAPPORO /
自家製腸詰 / 〆鯖 / 肉じゃがコロッケ /
ポテトサラダ / 肉味噌豆腐
ポテトサラダで確かめるのさ
これ呑兵衛の常識
陽が落ちた
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
「藤八」 大量のメニュー短冊、広い座敷、サッポロ赤星、肉じゃがコロッケ(うまかった!) 〆サバ。ザ・大衆居酒屋。この感じ、大好きです。こういうお店、通常客層は会社帰りのサラリーマンや、家から歩きで便サンで来るような近所のおっちゃんやおばちゃんが多いように思います。ま、それも景観のひとつですかね。ただ、ここはおしゃれな街、中目黒。ビンテージ古着に身を包んだ渋い男性や、ハイブランドを着こなしている美しい女性が次から次に入ってきます。やはりオシャレな人のバーゲンセール。スーツ姿の方のスラックスにもセンタープレスがくっきり入っている。いい服を着て、いい酒場に行く。そう、洒落酒です。「藤八」には洒落酒してる人がいっぱいいました。もし洒落酒に迷うことがあれば、またここに戻って来ようと思います。
編集:ヌマタリョウ Twitter
002 中目黒・ばん 【nakameguro・ban】
金雀・田中三浪が いい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
晩杯屋から しばし歩いて向かった先は、もつ焼きの ばん
暖簾は紺地に白文字
これ、呑れる もつ焼き屋の証
入口扉を開け放したままでよい季節
そりゃあ SAPPOROから入ってく
SAPPORO / レバカツ / もつ焼き
そして、こちらで忘れてはいけないのはレモンサワー
ばん、レモンサワー発祥のお店
甘酸っぱい
それは、楽しさと、もの悲しさのミクスチャー
だとしたら
青春というものは
よくわからないけど
とりあえず
終わらないのかもしれない
飲み干して
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
この洒落酒、1日で4〜5軒回るので1軒1軒でしっかり飲めないんですね。 胃と肝臓と相談しながらになってしまうんです。 1軒あたりだいたい2杯3品1時間くらい。 ホンマはもっと頼みたいんです。 もっと堪能したいんです。 レモン1個、ハイサワー1本に対して中身のおかわりなし。 後半は甘みなし炭酸強めのただのレモンソーダでした。 めちゃくちゃ酒弱い少食な奴やと思われたやろな。 一応、サクッとメシ食う感覚で来ましたオーラ、これが自分のルーティーンだオーラは出しときましたが。 それにしても、中身のおかわりくらいはするか。 すんません、大将。 今度ゆっくり行きます。 レバカツごっつ美味かったです。 2杯3品1時間でも、こいつらやるな、と思わせれる雰囲気を持ったお洒落な男になりたいもんです。
編集:ヌマタリョウ Twitter
001 中目黒・晩杯屋 【nakameguro・banpaiya】
金雀・田中三浪が いい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
初回は、ワタナベエンターテインメントの養成所があるこの街から
どこで呑む?
それは、呑みながら考えればいい
一件目は、立ち呑み「晩杯屋」
「お会計を1,000円代で納める」これ、呑兵衛の美学なり
といっても、晩杯屋で2,000円を超えるのは難しいけど
SAPPORO / 野菜天 / なすしょうが / ポテトサラダ
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
服と酒場が好きです。そういうブログ始めます。洒落酒。いい服を着て、いい酒場へ行く。たまらなくお洒落です。体が震えます。思わず「ええわ〜」と言うてしまいます。これはお洒落じゃないですね。街をピックアップして1日で4〜5軒回ります。最初の街は中目黒。好きな街のひとつです。オシャレな人がウヨウヨいます。オシャレな人のバーゲンセールです。中目にあるワタナベエンターテインメントの養成所に月に2回ほどネタ見せをしに行きます。中目にふさわしい服装で。コーディネートをネタより練ります。服装迷子になって、たまに遅刻しかけます。これ、服好きあるある。僕の妹はMAX1時間遅刻して来ました。ネタ見せ終わり、時間があれば、よく「晩杯屋」に行きます。立ち呑みなんで、サクッと、フラッと、ひとりで。いい服を着て、いい酒場に行く。洒落酒ですわ。
編集:ヌマタリョウ Twitter