097 自由が丘・ほさかや 【jiyūgaoka・hosakaya】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
三浪の住む町
自由が丘
到着
また雨かよー
前回の新宿に続いて また雨っすよー
酒場では傘が一番じゃまくせぇんすよー
まあしょうがねぇや
三浪よ
1軒目
いいとこ
案内 頼むよ
お、
いいねぇ
ほさかや さん
うなぎでスタート
麒麟の瓶ビ
なみなみと開始
しかも、氷水で冷やす
ルービーを最もいい温度にもってくスタイル
店内イキフン
そうとうブイシー
モチ野ロン太郎で
鰻串
一通りを頂く
きも・からくり・かしら・ひれ
そりゃあ 旨い
この頃には雨を許せている
旨い酒と
旨いツマミで
優しくなれんのさ
ルービー
もう1本空けて
ごちそうさま
出る頃には
席パンパンだったね
店仕舞も早めみたいよ
通りから
暖簾の隙間
チラリとのぞき
席が空いていたら
さあ
飛び込め
さ、次へ行こうか
さあさあ、ついにきました。僕が住む街自由が丘。オシャレタウンでも、最寄りなら肩肘張らずにラフなスタイルで。自由が丘に来た人ではなく、自由が丘に住む人コーデです。となれば、自然とお気に入りのロンTに手が伸びます。かっこいいロンTがあれば、他がなんでも様になる。こいつは古着屋で見つけたNHLのオフィシャルのもの。アイスホッケーには全然詳しくないんですけど、デザインよければすべてよしです(NIKEなのがスーパークール)。さらにキャップ、スポーティー短パンでとことん徒歩圏内スタイリングに(一応、ピンク×エンジ)。足元は昨夏に引き続きマイブームな予感のビーサンでオーケーです。オシャレで洗練されたスイーツな女子の街。そんなイメージを一気に吹き飛ばす鰻の名店「ほさかや」から。自由が丘、なかなかおもしろいですよ。
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文・編集:ヌマタリョウ Twitter
096 新宿・番番 【shinjuku・banban】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
新宿
〆ましょうか
歌舞伎町をパトロール
で、
こちら
番番 さん
ナイス “ コの字 ” カウンター
赤星に飛びついちゃう
果たして〆られるのか?
マミツは
うど
鶏たたき
からの
串
酔い酔い
あーでもない
こーでもない
なんて
話してたら
ラストオーダーのゴング
23:00あたりかな
このスタイル
0:00に
帰りの電車の
魔法が解けて
かぼちゃに変わっちまう
それを防いでくれる
優しいヤツ
もう大丈夫っすー
閉まる間際までお邪魔しました
ごちそうさまです
しかし、
我々、
もっちょい時間がある
魔法が解けるのは
0:30くらいかな
ってぇわけで
ゴールデン街を流す
こっからの記憶はあまりなく
写真も手ブレ補正を遥かに超えてくスタイルで
8割がブレブレ
3~4軒いったんじゃないかなー
よう、三浪
何軒いったっけ?
まあいい
スタートは 流民 さん
あんな人
こんな人と話して
最強のレモンサワーを注入できる
The OPEN BOOK さん
イギリスのカワイ子ちゃん2名と
話をした記憶が少々
やっぱ旨いレモンサワー
から
カレーが食いたいと三浪
ばるぼら屋 さんへ
見よ!
この はしゃぎよう!
ブレてない写真はこれくらい
しかし、
記憶がブレまくりなんで
こんな感じでざっくり
しっかし、
雨は止まなかった
偉大な詩人もビックリの
地球初
止まない雨かと思ったぜ
さ、次へ行こうか
新宿はどちらかと言うと好きではなかった。人が多くゴミゴミしている。用があるとすれば、伊勢丹かライブハウスくらい。東京の真ん中にあるただの集合駅。そんなイメージでした。いやいや、甘かったです。完全なる僕の認識不足。この街のポテンシャルを甘くみたらけがをするって何かに書いてあったけど、その通りのようです。新宿最高。何がわかったって?ただ、酒場を巡っただけなんですけどね。そして、その酒が素晴らしくおいしかっただけの事。名酒場は街を映します。名酒場を通じてその街を知る(知った気になる)。これが酒場を巡る事の醍醐味かもしれません。大好きなあの街にもこの街にもいい酒場が。東京にはまだ見ぬ僕の好きな街がたくさんありそうです。
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095 新宿・名前のない寿司屋 【shinjuku・namaenonaisushiya】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
新宿3軒目に向かって
歌舞伎町方面に
目当ての餃子屋があったんだけど
パンのパンで
入れず
しかし
いよいよ腹が減ってきた
じゃあ
あそこだ
アジア感がパねぇ通りで
軽くシースーをつまんどこう
かつて、代々木にあった
名前のない寿司屋 さん
店内、
我々ギリ2名入れた
まさに
すし詰め状態
生で開始
こちらの強力なメイン
10円寿司
こちらを数貫もらいながら
攻める
3軒目あたり
このタイミングの寿司
よく三浪が言うんだけど
食えば食うほど腹が減る
これマジよ
寿司一貫分の空間が腹ン中に生まれる
握る大将と
フロアにお姉さんがいて
そのお姉さんが他の客に言ってたんだけど
「10円寿司は1人15貫までなんです」
というか
15も頼めないよ
そのプレイ
カッコ良くない
そこから呑み屋でのルール
マナーについて話した
別に無いっちゃ無いんだけどさ
自分がカッコ悪くなることはしたくないね
客と店
人と人なんだからさ
お、
外で何人か待ってる
トロタクいったら〆よう
立ちは
30分以上いたらいけねぇ
腹に余力を残しつつ
ごちそうさまっした
さ、次へ行こうか
後輩にご飯をおごるとき、絶妙なラインの気前のいい先輩を気取る。これが実に難しく、持ち時間が短いときこそ真価が問われます。居酒屋未満な持ち時間。でも、ラーメンや定食では面白みに描ける。そんなときは立ち食い寿司に限ります。ふらっと入って軽く呑んで、数貫つついてオアイソ。30分弱でひとり2000円くらい。まさに絶妙なラインです。それの入門編として理想的なのが、この「名前のない寿司屋」。超特価のネタはなんと10円。TOHOシネマズ脇の入り組んだ小路沿いという立地も穴場感があってシブい。何よりやっぱり寿司っていいですね。これがカッコいい先輩の第一歩です。ただ、後輩にも大将にも無粋だと思われるので、くれぐれも10円寿司の頼みすぎには気をつけよう。
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094 新宿・ぼるが 【shinjuku・volga】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
新宿2軒目に向かいましょう
ぼるが さんへ
正式には
カタカナなのか
ひらがななのか
そんなことは置いといて
2FへGO
ラべ黒瓶ビ
もっきりスタイルで
店内
素晴らしいイキフン
天井
壁
床
何万回と響いた
乾杯に弾けるグラスの音を
ガッツリ吸い込んでるっしょ
おつまみチョイスのコーナー
ぬた
串をいっとく
素晴らしい
ビンがバチバチ空いてく
鼓動が血液を波立て
全身のパイプライン
そこをアルコールが華麗にサーフィン
酔いねぇ
回るねぇ
ここ1軒目で
この1軒だけでもいいな
ってな話しをして
窓から新宿を覗く
止んでないもの
ごちそうさまでした
さ、次へ行こうか
この日まで僕にとって死角となっていた西新宿エリア。そこにある「ぼるが」。数々の文化人に愛された名店です。文化人が通った店というと、新宿三丁目エリアの「どん底」が思い出されます。ジャンルとしては微妙に違う両酒場なのですが、共通の匂いみたいなものがある気がする。老舗というより、レトロという言葉がしっくりくる雰囲気です。木造ではなく、ウッディーと言いたくなる感じ。オレンジ色の照明がつくり出す絶妙な薄暗さに関しては全く同じです。レンガ作りの外壁が蔦で覆われているところも似ている。これらの事は神保町の文豪御用達喫茶「さぼうる」にも重なり合います(蔦かどうかわからないが、草は茂っていた)。共通の空気感。文化人が通う店あるあるですね。どうやら僕はこのあるあるが好きみたいです。「ぼるが」1階のカウンターが凄まじかったので、今度は1人で行ってみようと思います。文化人の卵面して。
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093 新宿・ひなどり 【shinjuku・hinadori】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
前にさ
新宿三丁目、攻めたじゃん
新宿ど真ん中 攻めてなくね?
ってなわけで
新宿
雨だもの
まあ、そんな天を許そう
雨宿り
って理由を付けて
呑めるから
西口の ひなどりさんへ
西口
唯一の立ちじゃないかなぁ
ラべ黒生で開始
ゴクリと呑って
ノドを潤す
これにより
マミツを頼む声の出が違げぇんだ
さーーせーーん
ポテサラとぉ
煮込みぃ
お願いしゃぁーす
1軒目の立ち呑み
a.k.a
会議室
この町の
どのあたり攻める?サミット
そう
ここは
酒脳会議の場
いいとこあんのさ
あのあたり匂うんだ
なんて詰めていく
よっしゃ
行っか
サクッと一杯でアウト
皿を下げて
外を見る
まだ降ってやがる
めんどくせぇなぁ
そういえば、前日
晴れた空を見て気分が良くなった
今日は雨
気分 悪りぃよ
そうか
自然の流れも
俺の心の流れも
良いと悪いが繰り返される
つまり
世界は順調ってことか
オッケー
傘さして
さ、次へ行こうか
日本最大の歓楽街新宿。眠らない街。マツコさんが前にテレビで言っていました。新宿ほどカオスな街はないと。すべての人間を受け入れてくれる街だと。そんな街こそストリート。デカイ迷彩羽織をチョイスして久々の柄×柄。タイダイが復活の兆しです。上京したての頃は目立ちたくてよく着てましたね。それ以来の復活。柄×柄はやったもん勝ち。好きなもの同士組み合わせて、堂々と歩いてたら成立するもんです(特に新宿では)。パンツはサイドのボタンを開けてフレアっぽいシルエットに。70sの雰囲気に革靴でさらに妖しさをアップ(売れない芸人の売れないミュージシャンファッション)。混沌とした街に混沌としたファッション。夕方から降り出した雨もこの街にはよく似合います。
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092 日本橋・ふくべ 【nihonbashi・fukube】
さ、
日本橋を〆ましょう
通人の酒席
ふくべさんへ
一回 覗いたんだよね
混んでて後回しにしたのさ
もっちょいで閉店な時
座れるようでイン
久々の縄暖簾
カウンターには
ブイシーな燗マシーンがお出迎え
酒
何にしよう
オススメを聞かせていただく
樽酒が調子いいみたい
じゃあソイツを
樽の香が宿ったヤツ
アートだね
海の幸と
山の幸を合わせて
美味しい料理ってのも凄いけど
杉の木の “ 香 ” を酒に移すっちゅうんだから
これ普段呑んでたら
春
花粉症の症状軽減しないかね
マミツいこう
マグロから
鯵の干物
酔い時間は
あっちゅう間
ラストオーダー
〆にかかるか
すると
奥からお母さん
つまり奥さん
きっとたぶん
マスターの
「卵かけごはんなんてどう?」
それっしょ
ビシっと注文
なんとかっちゅう
いい卵だった気がする
が
4軒目
霞がかったアタマじゃあ
覚えてらんない
これぞ〆
THE 〆
閉店間際までお邪魔しました
ごちそうさまっす
縄暖簾に間違いなし
さ、次へ行こうか
通人の酒席「ふくべ」。説明不用の名店です。実は3軒目で行こうとしたんですが、満席のため一度弾かれました。そこから少し離れた人形町エリアへ。「笹新」でいいお酒を頂いたあと、そのまま人形町で〆る選択肢を放棄し、再び八重洲エリアに戻り再挑戦する事に。ここでも予約はしないルールを適用。この縄暖簾をくぐるまでは入れるかどうかわかりませんでしたが、無事にイン。時間が遅かったので、運良く黒帯揃いのカウンターに着席できました。焦らされた事、少し歩いた事、カウンターに座れた事がスパイスとなり、極上のお酒たちがより輝きを放ちます。いやー、最高でした。ここに導かれるために弾かれたんですね。誠実にお酒と向き合っていれば、いいお酒に導かれるもんです。これからも、いいお酒と縁があるような吞み方をしたいもんです。
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091 日本橋・笹新 【nihonbashi・sasashin】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
3軒目を探す夜は
まだ
花の頃でした
さて
花より、団子より、酒だ
ってなもんで
どうしよう?
と、
ここで
ほろ酔いのアタマに
ひらめきが灯る
三浪の後輩でもある
この辺で生まれ育った若手芸人
便りを飛ばす
そしたら
ナイス早めリターン
ここがいいですよと
笹新さん
座れるって
イン
ラべ黒・瓶ビ・ノンバブルで開始
当たりっしょ
我らのBULLを
ズキュンと打ち抜くショップ
やっぱ酒呑みな地元っ子の情報は確かだね
マミツは
ポテサラから
は、
ヤマ・・・
おや、
珍しい
ホッケの昆布〆なんてシャレたのがある
と、
このあたりで三浪
ポン酒に切り替える
追いかけるように
ねぎま
ねぎ&マグロね
江戸の味で粋がる
酔い店
酔い夜
ごちそうさまっした
さ、次へ行こうか
好きなものが同じだと嬉しい。好きな音楽、好きな映画、好きな服、好きな街、、、。それが同じだけで一気に距離が縮まる。ミスチルファンとならノンアルコールでも1日話せるし(もちろん酒アリならなおよし)、Hender Scheme×G-SHOCKを身につけている人がいたら、初対面でも興奮してしまう。所謂、釣り好きの人に悪い人はいないってやつです(ハッピーサマーウエディング)。それはもちろん酒場にも適用される。もともと同じ店が好きなら言わずもがな、僕がオススメした店を相手が気にいってくれたり、人から紹介された店を僕が好きになるのもそうです。今回、紹介してもらったこの「笹新」。お陰様で仲良くなれそうな人が1人増えました。土佐兄弟のお兄ちゃんありがとう。
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文・編集:ヌマタリョウ Twitter