013 赤羽・いこい 【akabane・ikoi】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
お次は、赤羽っす
我らの 零件目
立ち呑み屋
赤羽は、いこいさん へ
赤羽ならここっしょ
ってな話で一献
赤星 / 煮込み / カツオたたき
赤羽
グラスとグラスがぶつかる
そんな音が数億
空気に変わった街
ここを歩けば
あなたも感じるはずさ
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
やって来ました赤羽。行って来ました赤羽。せんべろの店が立ち並ぶディープな街。洒落酒にピッタリの街です。以前からずっと気になってたんですけど、僕が上京して以来お世話になっている池袋が通せんぼをしていたのか、この日まで1度も訪れたことがなかったんです。赤羽での約束が飛んだこともありましたし、1年前に放送されていたドキュメンタリードラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」も絶対に観ようと思っていたにもかかわらず、1話2話を連続で録画し忘れて断念しました。この日まで相性が悪かったと言わざるを得ない赤羽ですが、今回この洒落酒でようやく降り立つことができました(降り立てた上で、やはり相性が悪いんだなと思う出来事がありましたが。また話すかもしれません)。まずは赤羽せんべろ呑み屋の象徴「いこい」から。立ち呑み屋。朝から飲める店。赤羽さん、これからは仲良くしてください。
編集:ヌマタリョウ Twitter
012 吉祥寺・火弖ル 【kichijoji・hoteru】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
どこの街にも名の通った店ってのはあるもんで
この洒落酒でも、始めの数件はそんなとこに行く
で、最後らへんは適当に
いや
名の通った店かもしれないけどさ
こちらが知らなかったってことよ
吉祥寺は火弖ルさん
いや
最高でした
僕らなりの名店の基準ができた気がしてね
基準
それは。。。
語っちゃ野暮になる
ってなもんで
舌鼓
ポンポン
入ってく
他にもいろいろ御馳走になった
けど
写真撮る前に平らげちゃって
ゴメンゴメン
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
吉祥寺での洒落酒、最後の店選びは悩みました。特に当たりをつけていなかったですし、よさそうな店がたくさんあったので。蕎麦屋でしめるのよくない?とか、逆にピザとかどう?とか、あそこ秋葉原で最後に行った店っぽくない?とか。悩みに悩んで選んだのがこの店。今思えば、なぜ選んだかハッキリとした理由がわからないんです。看板は何か酒屋っぽい(居酒屋ではなく、三河屋さんの方)し、外観も僕の好きなそれとは少し違うような気がします。本好きを極めると、古本屋でたくさんある本の中から買うべき名書が光るらしいです。導かれるんですって。そう言えばこの店も光ってました(他の店も光ってました。訪問時間19時半)。導かれたんですかね。僕もようやく呑兵衛の端くれになれたのかもしれないです。つまり、何が言いたいかというと「火弖ル 」名店中の名店。是非一度。
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011 吉祥寺・コパンダ 【kichijoji・kopanda】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
と、まあ 井之頭公園から、ハーモニカ横丁へ
冷やかして、目当ての コパンダさんへ
店主がいいのよ
その言葉とノリとで、店内をグルーヴさせてくれる
で、初めましてのお隣さんと笑いあって 酒を呑む
ポテトサラダ
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
ハーモニカ横丁内「コパンダ」。店名からゆるふわ系の店を想像していましたが、とんでもない。若いお兄さんが一人で店を回しているのですが、このお兄さんがごっつい。まず見た目がイカツイ。スキンヘッドに近い坊主頭で、背が高く細い。腕力こそないが、スピードを生かした化け物みたいな喧嘩をしそうなタイプです。どうみても年上の常連客にため口で暴言吐きまくり(ちゃんと愛があるから成立してる)。鳥皮串を頼んだ客に「この店で一番コスパ悪いよ。センスないわー。」などとも言っていました。僕らも「初めて?何か何枚も写真撮って気持ち悪いなと思ってたのよ。」と餌食にされました。そっからは1枚も写真が撮れなかったです。全然「コパンダ」ではないですが、とても刺激的な時間を過ごせます。いかしたカッケーお兄さんがいる面白いお店です。ちなみにこのお兄さんはオーナーでも店長でもないらしいんで、いつもいるわけではなさそうです。是非ともいる日に。あ、普通にポテトサラダと煮込みおいしかったです。
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010 吉祥寺・井之頭公園 【kichijoji・inogashira park】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
さて、タイトルが店名ではございません
このブログを始めるにあたって「もし、ダメな店に出会ったらどうする?」
そんなことをうっすら、三浪と話していました
今回それー!
店名紹介して「ダメ」って書くの良くないでしょ
こっちが お店のスタイルとかみ合わなかっただけ
なので、井之頭公園での様子を
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
今回の記事では酒場を紹介していないので、ここでも酒場ではなく狩場の公園について書こうと思います。僕の地元は神戸市西区の狩場台というところです。狩場台には、狩場東公園、狩場西公園、狩場台公園等たくさんの小規模公園がありました。その中でも僕が一番遊んでいたのが狩場神尻公園というところです(字面イカツイなー)。小学校時代、ここで毎日野球をしていました。人数が少ないからランナーにボールをぶつけたらアウト(投げ当てアウト)。1対1でやったこともありました。野球でまさかのタイマンです。公園が狭いから、ボールが道路に出たらホームラン。ムチャクチャなルールです。のび太たちが空き地の横の家のガラスを割ってしまっていたように、僕たちも道路を走っている車にボールを当ててしまっていました。確か神尻公園の連続ホームラン記録は僕が持っているはずです。東京に来てからも帰省するたびに、神尻公園にフラッと散歩がてら行ってみては、その時の事を思い出したりしていました。数年前に遊具がすべて撤去され、今ではただの広場になってしまい、僕らが知っている姿ではなくなってしまっているんですが、それでも行くと思い出します。匂いと共に記憶してる。遺伝子に刻み込まれてく。と僕が崇敬しているMr.Childrenの桜井さんは言っています。そういうことなんですね。久しぶりに帰りたくなりました。以上、洒落狩でした。
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009 吉祥寺・いせや総本店 【kichijoji・iseya sohonten】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
オレンジ色の愛車で向かった先は
吉祥寺ね
どこ行く?
ってな会議
吉祥寺っつたら
いせや よ
あのあたり攻めるっしょ
OK
あそこあたり攻めようと思ってっから
なんて会話
気持ちよく 2軒目 に向かうための酒
これ “ 下地 ” ってヤツ
赤星 / 焼売 / 串4本
名店の秘密
それは、七味の香りが飛んでないってこと
七味って時間が経つと、香りが飛ぶのよ
すなわち、お客さんがいっぱい来てるってことね
たまには、いいこというでしょ?
下地 整えて
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
吉祥寺。何度も住みたい街ランキング1位に選ばれている街。東京に住んで7年半経ちますけど、僕が吉祥寺を訪れたのは、実は過去に1回だけなんです。今から6年前。大学の授業の課題で、今はなき吉祥寺バウスシアターで行われていた爆音映画祭で映画を1本観てレポートを提出するというものがありました。爆音上映。通常の映画用の音響セッティングではなく、音楽ライブ用の音響セッティングをフルに使い大音量で映画を見聴く試みです。その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものが違って見えるらしいんですけど、残念ながら芸術的感度の低い僕の視覚は変容してくれなかったです。音がデカイ映画でした。そのあと、つけ麺を食べて特に街を散策するでもなくサッと帰りました。そっから今回まで1度も訪れなかったわけですが、久しぶりに行ってみて思いました。すごいおもしろい街 ( みんな知ってるか ) よさそうな呑み屋ありまくり。オシャレなカフェもパルコもある。道も広い ( これが一番重要 ) 6年前の僕はこんなことにも気付かずにつけ麺なんか食べてサッサと帰ったんですね。いやいや、昼に映画観て、昼過ぎから「いせや」で焼き鳥でしょ。そのあとも色々あるでしょ。6年で少しは感度が上がった気がします。今なら視覚も変容してくれそうです。
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008 秋葉原・ビストロ TERIYAKI 【akihabara・bistro TERIYAKI】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
ってなもんで
通りに “ ポッ ” っと現れた このお店
出逢う
大事だわ
いかつい お通し
こちらも恵比須顔
半熟玉子のせ ブルーチーズのアクセント
前沢牛の塩レアカツ
こんな場に合う話
いや
なっちゃうわ
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
今回は ある種洒落酒っぽくない店のチョイスだったかもしれないです。ビストロですから。イタリアンバルですから。スパークリングワイン飲んでますから。数時間前におかわり用自動サーバーでセルフでビール注いでた奴と同一人物とは思えないです。「百飲」と「ビストロ TERIYAKI」同じ日に行った奴、世界で僕だけじゃないですかね(この店6月1日にオープンしたばっからしいんで、マジでその可能性あります)。シャンパングラスを片手に珍しく女性の話をしました。今まで出会った女性の中で1番粋だった人のエピソードを。ちょうどそのエピソードにもスパークリングワインが出てくるんです。お洒落です。オシャレです。飲む店によって会話の内容って変わりますね。「百飲」ではビールの最強のつまみは何かとか、そんな話をしてたかな。どっちもいい店だし、どっちも大事な話なんで甲乙なんか、もちろんつかないんですけどね。たまにはシャレ酒もいいもんです。
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007 御徒町・金魚 【okachimachi・kingyo】
金雀・田中三浪が いい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
目当ての立ち呑みが やってない
& 角打ちも やってない
じゃあ、よさそなとこ入ろ
ってなもんで
このネオンに吸い込まれる
で、
当たる
金魚セット / 芋 / 谷中生姜 / 串もつ煮込み
さつま芋の素揚を、芋焼酎で粋がる
グルメサイトってね
あれは単なる地図ですよ
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
御徒町駅ホーム下、本格焼酎の店「金魚」。単なるガード下ではなくホーム下というのは珍しい気がします。季節の料理3品+ドリンク1杯の金魚セット。1人で来て、このセットだけ頼んで淡々と呑んでサクッと帰る人もいました。帰り道のコースにこの店も入ってるんでしょうね。ルーティンです。イチローの屈伸からのバット立てのそれです。曜日ごとに指定の焼酎が300円なんですけど、焼酎好きとしてはレア焼酎おすすめ焼酎の中から選んでしまいます。知らない焼酎もいっぱいありました。 この店のコンセプト「風と焼酎、水と料理」。洒落てます。「おいしい焼酎は体の中に風が吹きます。おいしい料理は体の中に水が流れます。」みなさんも御徒町を訪れた時は、ぜひ風を吹かしに、水を流しに行ってください。くれぐれも近くにある高級泡洗体「金魚」とお間違えがないように。(こちらもいい店だそうです)
編集:ヌマタリョウ Twitter