086 田町・東京港醸造 【tamachi・tokyominatojōzō】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
さあ、田町2軒目です
こちら、東京の水道水を使う酒蔵さん
夕方から店前にあるキッチンカーで角打てるのです
モチ野ロン太郎で、こちらの酒を頂く
旨いね
他も貰おう
三浪「テレ朝が好きなんで、六本木の酒いっときますわ」
呑む理由はなんでもいい
しかし、
理由を付けるか付けないか
これは大きく違う
何かと理由を付けたほうが楽しい
圧倒的に楽しい
シャレたマミツを頂いた
クラッカーとチーズで呑る
なにやら、カウンターにメニュー表がある
いくつかのマミツメニューが書かれている
マスター「これ、向かいのお店からテイクアウトできるメニューなんですよ」
なるほど
チラリと通りを覗く
シブい店っ面ばかり
いいね
そんな話をしてると
先客だった おとうさん
「ちょっとツマミ貰ってくるわ」
戻ってきた おとうさん
煮込み串をゲトってきた
マスターがビビッていた
「え!?煮込み貰えました!?それ、そうとうスゴいですよ!かなり機嫌よくないと出してくれないんです」
なんでも、そちらのお店 なかなかご高齢の おばあちゃんがやられてるお店らしい
知らない町での呑み歩きってのは
こういうルールに出逢えるからおもしろい
「どうする?俺らも貰いに行こうか?」
「いや、そこに行きましょう!」
ってなもんで
ごちそうさまっした
目当てのお店まで10秒
いかつい店っ面
楽しみ
さ、次へ行こうか
僕の実家の最寄りのスーパーの前にはいつもキッチンカーが駐まっていて、たこ焼き、お好み焼き、大判焼き(東京だと今川焼きか)、ベビーカステラなど、何週間かごとに代わる代わる様々なものを販売していた。幼い日の僕は特にベビーカステラが大好きで、よく母親にねだって買ってもらっていました。あの頃はベビーカステラがこの世で1番美味いと思ってましたね。6個入りのたこ焼きを買ったとき、おっちゃんにたこなしのたこ焼きをもう6個サービスしてもらった事もありました。大きな思い出ではないけど、ふと頭に浮かんでくる風景。だから、今でもキッチンカーが好きなんです。見ると少しだけ心が弾む。今住んでいる街にも車でコーヒーを売ってるところ(カフェバスと名乗っている)があって、そこは僕のお気に入りです。この前も始めて訪れた街のスーパーの前で夕食前にも関わらず、ついついケバブを食べてしまいました。回りくどい紹介になりましたが、そんなキッチンカー(テイスティングカーと名乗っている)と素晴らしい日本酒が同時に味わえる酒蔵「東京港醸造」。前を通ってみて下さい。ついつい一杯呑ってしまいますよ。
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085 田町・やまとや 【tamachi・yamatoya】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
チョイと日が空いてしまいました
洒落酒でございます
まあ、
色々あったってことで
色々あるでしょ?
ちゅうわけで、
久々はこの町から
田町でございます
今回、
「三田」寄りのとこが多めでございますが
「三田」と呼ぶより
「田町」と呼ぶ方が好きです
なんなら「芝浦」
三田ゾーンは入んないんだけども
さて、
田町駅三田口を出て、
その直下に
立呑処 やまとや さんがございます
まずは立ちで作戦会議
紛うことなきルービーでの乾杯
ポテサラ
カゴにマネーをインの
キャッシュオンスタイル
独り呑みなら
財布の小銭を全てぶち込めばいい
複数名なら
1人いくらで
お釣りを分け合おう
この町のリサーチ具合をプレゼンし合い
串を攻める
我ら人類に課せられた
永遠なる問題
串の塩タレ問題
皆さんどうしてんだろ?
初めて行くとこならタレでいきたいかなぁ
あと、
どっちかっていうと
長くつまむ時
冷める事を考えると
タレの方がいいかなぁ
塩は焼きたてでガッとの勝負
ああ、
大勢での時
どっちも頼むスタイルもあるなぁ
冷凍だしまるチェーン店なら
どっちでもいいなぁ
箸でバラしたくないなぁ
串が乗ってきた皿で
都度、串を返すのと
串入れに刺しとくのと
どっちが店は楽なんだろうなぁ
なんて話オンリーで
立ち呑む時は過ぎる
よし
じゃあ
アノあたりソノあたりへ
ハシゴをかけよう
ってなもんで
ごちそうさまっした
さ、次へ行こうか
冬アウターは飽きるくらい着倒した。でも、まだまだ気温は上がってきません。今年もやってきましたこの厄介な時期が。コーデ的に手詰まりになりやすいこの時期は、手持ちの組み合わせで遊びましょう。掛け算の発想を拝借。ってな感じでコート×コート。インにステンカラーコートをチョイスすれば、シャツみたいな顔をしてくれる。アウトコートのボタンを閉めればシャツ感はさらにアップ。もちろん、色合わせ遊びも継続中。最旬のヒットコンビ、赤×みずいろを投入。はじめましての田町用に、足元もローファでクラシックにキメて少し背筋を伸ばします(色合わせ×クラシック!)。コートを2枚重ねても、2月の夜風は容赦なく襲ってくる。最終的には極暖ヒートテック×我慢に頼る事になりますね。いつもあざます。色んなものを掛け合わせて、残寒を楽しみながら春の訪れを待っています。
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084 上野・揚子江 【ueno・yōsukō】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
さあ、上野
そろそろ〆ますか
と、
徘徊
寒みぃし
RUN ALC
アルコールが体内
駆け回ってるし
ハーナビゲーション(嗅覚)も狂ってるし
うん、
こんな時は
中華だな
パワーでやっつけよう
THE 町中華な
揚子江さんへイン
着席と同時に
ラべ黒瓶ビ
この “ お冷グラス ”に、
ビールってのがいいでしょ
ストロングスタイルの中華だよね
モチ野ロン太郎で
餃子よ
餃子とルービーってのは
最強の相性だよね
きっと
前世では
仲睦まじい
夫婦だったに違いない
この後の
炒飯
との待ち合わせまで
相手をしてもらう
んで、
到着したら
かっこむまでよ
上野の夜を
力技で閉めた
これやると
翌朝、固くて開かねぇんだ
まあ、反省は明日だ
ごちそうさまっした
さ、次へ行こうか
関東は記録的な寒さが続いています。とんでもない寒さです。おしゃれの天敵となる天候。でも、総てはそう僕の捕らえ方次第だ(出典:Mr.Children「CENTER OF UNIVERSE」)。暖かみがある、いや実際に暖かいスタイリングを楽しめばいい。この寒さだからこそ出てくる発想もきっとある。ゴアテックスを中に挟んでもいいし、コートを2枚着てもいい。しばらく穿いていなかったウールのハンティングパンツを引っ張りだしてもおもしろい。もちろん、ヒートテックを極暖に切り替えて。防寒のために、スーパーロングコートの中でニットを重ねまくったマフラーぐるぐる巻きのおばあさんがめちゃくちゃ洒落て見えますもんね。実際的であることは美しい。僕たちには、そのための引き出しと服がたくさんあります。でも、さすがに降り積もった雪には対応できなかったな。そんな事考えてたらビーンブーツがめちゃくちゃかっこよく見えてきました。雪に対する引き出しもつくっておきますか。
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083 上野・夜行列車 【ueno・yakōressya】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
さあ、上野3軒目
プラついていたら
三浪が路上の立て看板に吸い寄せられた
かぐわしきポン酒のグルーヴ
夜行列車さん
これはインせねば
カウンターで
ポン酒を呑れるスタイルだね
クラシックな
ロックンロールが流れている
紅白なますで通してもらう
さぁ、
酒ぇ 選ぼうか
スイっと冷酒を呑ってく
マミツもいこう
鯖燻製
ふぐ皮ポン酢
合わないわけがない
進むぅー
三浪、
何やら気になる銘柄を見つけた
喜三郎の酒
字は違うが
こちらのサブロウ
喜んで呑る
最後なにかつまもう
と、
あたりを見回す
我ら一見
こういったカウンターのように
周りのお客さんが近い場合
皆が何をつまんでいるか?
皆がつまんでいるものを頼む
それは、
吉と出ることが多い
明らかに常連さんがいた場合
酔いに任せて
アドバイスを頂くのもいい
お店の方にオススメを聴く
ということの
んで、
カニオムレツ
カニさんよぅ
北から夜行列車で上野に来たのかい?
俺たち?
ちょいと酔っただけ
ごちそうさま
暖簾が降りるまで居ちまった
さ、次へ行こうか
何かの雑誌で上野はトラディショナルとアメリカンが入り混じる街だと書いてあった。両方とも好きなワードです。さらに昼呑み、ハムカツトライアングル、軍モノの聖地中田商店。僕を引き寄せる要素はいくつもあるのに、何故かあまり行くことがなかった上野。タイミングですね。しかし、それが2018年に入り一変。初洒落酒も、個人的初呑みも上野(買い替えどきだったジョギングシューズも運よく激安で入手!)。そして、先週も用事があり上野へ。今まで9年間で数回しか行ってなかったのが、たった3週間で3上野と驚異的なペース。導かれているかのよう。人生はタイミングと縁。今年の僕のラッキープレイスは上野なのかもしれません。不思議とまったく興味がなかったパンダも少し気になってきましまた。そんな街を歩くときに、王道から少し外れた名店が手持ちのカードにあると助かります。「夜行列車」早めに見つけといてよかったです。今年は何回もお世話になりそうな気がします。
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082 上野・勇 【ueno・isamu】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
さあ、上野2軒目です
町をチョイとプラプラ
通り沿いの店をワンルックしながら
“ ピン ” とくるとこを探す
そんな時、高架下に現れた 勇さん
いいねぇ
吸い込まれちまおう
まだまだルービーを欲しているんだ
俺たちのノドがさ
ラべ黒をビシッと当ててくよ
電車が走るサウンドが頭上から
VERY 高架下な
東京のBGMだ
マミツは何にしよう
煮込み
と、
ニンニク焼き
あたりを
七味禁止令
マスタードでやる
旨い
こりゃあ国産ニンニクだ
こちらも旨い
回してるのは、お母さんと娘さんかな
店内を流れる空気がとても優しい
ワイガヤを避けて呑みたい時にいいね
ごちそうさまでした
さ、次へ行こうか
寒さがピークの時期に入っているので、思う存分重ねられる。基本的には重ねれば重ねるほどかっこいいと思っているのですが、シンプルに決めたいときもある(重ねることにおいて)。そのときに遊ぶ要素となるのが、色。少し意外性があるおもしろい色合わせをとことん楽しみたい。今回のエンジ×黄緑はそれです。他にも、エンジ×ピンク、カーキ×ピンク、エンジ×みずいろ、茶色×みずいろ、赤×みずいろ(水色強し!)、紫×青など考えただけでワクワクする組み合わせがたくさん。それぞれ濃淡変えればいろいろなイメージへと。そして、こういう色合わせは間に中和色を挟まずに直接対決させるのがいい。3色目にベージュか白を使えばすべて丸く収まります。こうなってくると、黒の出番がほとんどなくなってきますね。黒はオールブラックで重ねまくるときのために取っておきますか。今日はドキドキする色合わせで出かけましょう。街の景色も違って見えますよ(たぶん)。
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081 上野・肉の大山 → 立飲み たきおか 【ueno・nikuno ōyama → tachinomi takioka】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
明けましたねぇ
ちょいと経ってしまいましたが
おめでとうございます
今年も
洒落酒
シクヨロ方面で
というわけで新年一発目は
上野でござい
なんでも三浪
元日は家族揃って上野で呑ってたらしい
上野は正月でも結構 開いてるとこ多いからね
で、
知ってる?
上野の
「ハムカツトライアングル」
そう
上野にあるハムカツの有名店3軒
その3軒が作るデルタゾーン
立飲み カドクラさん
肉の大山さん
立飲み たきおかさん
の3軒ね
それぞれ特色のあるハムカツ
それは食べてのお楽しみ
っちゅうことで
まずは
肉の大山さんにイン
入口あたりに立って呑れんだけど
寒いし中に入ろう
瓶ビを2本ください
めでたいっちゅうことで
鯛を抱いたYEBISU様で開始
あけましておめでとう
と
グラスをぶつける
モチ野ロン太郎でハムカツを注文するよ
。
。。
。。。
え?
売り切れ。。。?
ハムって切れんだね。。。
もう一点の名物、メンチも売り切れ。。。
じゃあ、コロッケください。。。
コロッケも旨いんだわ
しかし
うーん
残念
18:00過ぎの開始だったんだけど
この町じゃあゴング遅かったかぁ
というわけで
洒落酒ツアー2018 ~ハムカツを求めて~
移動
すいません
一杯一品だけで
また来ます
ごちそうさまっした
次のツアー先は
こちらもハムカツトライアングルから
立飲み たきおかさん
一軒目
大山さんへのインが遅かった反省会
瓶ビで開始
すぁ~せ~ん
と
元気よく手を上げて
ハムカツリベンジ
芸人は声がデカいから
大衆酒場に強い
ワイガヤ系の酒場で注文を一発で通したいなら
芸人を連れていこう
届く
呑る
ちなみに たきおかさん
キャッシュオンなので
予算をテーブルに置いておけば
店員さんが品と交換にサッと計算してくれます
もつ煮もね
あと、もう一品くらいいこう
正月だ
富士、鷹はメニューに無い
しかし、
“ 成す ” がある
縁起がいいねと
酔い心持ちで
ん?
ハムカツってのも縁起がいいんでない?
公 ( ハ&ム )・勝つ
おおやけ、表だった場で勝つ
ってなもんでさ
上がる ( 揚がる )
ってなもんでさ
え?もういい?
はい
ごちそうさま
さ、次へ行こうか
クリスマスが終わると無性にショート丈のアウターを着たくなる。古着とか軍モノとかスポーツモノとか無骨なやつを。華やいだ街とスタイリッシュなロングコートを合わせまくった反動です。そして、年が明けるとその欲求はピークに。寒さは厳しさを増すから、短くても暖かさを確保してくれる裏ボアのムートンジャケットなんていいんじゃないか。こいつは白いのでボアとの境が色ではなく素材なのがグッド。裏返して着てもかっこいい。中はエンジ×蛍光黄緑のマイブーム色合わせ。パンツが太すぎないのが2018年バージョンです。最後にいつものニット帽をかぶれば完成。初詣×ショート丈×ニット帽の組み合わせはいいですね。ハッピーニューイヤーな感じがします。2018年は正月も休まない街、上野から始めましょう。今年もよろしくお願いします。
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文・編集:ヌマタリョウ Twitter
中央区
旨すぎるハイボール これ以上の説明は野暮だ ハイボール好きは絶対訪れるように!
銀座でだってお安く呑めんだぜ せんべろ?いや、ごひゃくでべろれるかもな立ち
ザギンの角打ち 銀ブラの途中に給水所的に呑るのもいい 角打ちや立ちでの長酒は無粋だぜ?
さあ、この町のどこで呑むか?会議をしよう そう、吞兵衛の会議室 立ち呑み屋でね
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