047 代々木上原・ジャンプ 【yoyogiuehara・jump】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
代々木上原3軒目はこちら
ジャンプさん
扉の前から感じる ワイガヤ系 THE大衆酒場
“ オシャレなお店が多そう ”
そんな予備知識を抱えてやってきた町ですが
こんなところにアタると
「ただいま」と言ってしまいそう
いや、言ってたわ
赤星
注ぎ手は瓶ビマイスターこと、俺
モチ野ロン太郎で
すり切りノンバブル
マミツは
マグロ納豆 / ハムカツ / サバ塩焼き
赤星をビシィッとノドに
乾杯、とグラスが弾ける
ノドに鳴るアルコール
皿をつつく箸
厨房の慌ただしさ
労い
祝福
愚痴
それらが混ざりあい奏でる交響曲
大衆酒場フィルハーモニーオーケストラ
これを聞きに、呑みに
今日も この店、あの店へ
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
ファッションは回るなんて言葉をよく耳にします。今90sがアツかったり、古着率が上がってきたり、基本的にファッションはリバイバルの繰り返しです(他もそうか)。その周期は切り口によって様々で400mトラック、200mトラック、もっというと142m、354mトラックが同じ競技場にあるイメージです。僕個人の小さなトラックもその競技場にあり、ようやく1周したのか昔着ていて、しばらくご無沙汰だった服を最近よく着ます。今回穿いているパンツも8年前に買ったものなんです。6年くらい出番がない状態だったのですが、去年ピンと来ていきなり先発に抜擢したら凄くいい仕事をしてくれたので、それからちょくちょく使っています。一生着れる服とは、一生のうちに何周もしてホームストレートに帰ってくる度に着れる服の事だと思います(僕はまだ2周目ですが)。そしてそれは僕がまだオシャレ1、2年生だった頃に師匠が選んでくれた服だったりします。しっかりとした感覚で選んだいい服には必ず出番がやってきます。そういうカムバック可能服をこれからも手にしていきたいです。
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文・編集:ヌマタリョウ Twitter
046 代々木上原・はたがやレバー 【yoyogiuehara・hatagayaliver】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
まいど!
2軒目!
それは、はたがやレバーさん!
モチ野ロン太郎で
幡ヶ谷に本店がありますなぁ
さ、
瓶から入りましょ
ジョッキ生より
瓶LOVEが どんどん加速してるわ
デネ、
代々木上原を訪れた理由ってのがさ
こちらのお店に来たかったからなの
それが
ハイ
ドン
レバ刺しよ
なんでも “ 低温殺菌 ” ってのを施してあって
合法なんだって
その “ 低温殺菌 ” のカラクリを別にお店には聞かなかったけども
うん
そんで
まあ
所謂 “ たたき ” みてぇなもんだと思ったら
あら
ご無沙汰しておりました
懐かしいねぇ
お帰りなさい
ってなもんでさ
あの頃のレバ刺しよ
レバ刺しの肝心要 ← ( レバー、肝臓だけに!おもしろい! )
それは “ エッジ ”
つまり、切り口に立つ “ 角 ”
新鮮なレバーってのは切り口が直角なのよね
で、
低温殺菌スタイルのこちらは
多少 “ テロり ” としてたかな
まあ、熱入れんてんだから なっちゃうか
何より、旨さが近いんだから助かるってなもんでね
追加で串ぃ~
いやぁ
串も旨いわ
旨いモツ串って
己の歯と
ブリリリリン
ってJAMるんだわ
そんで胃袋ん中でGROOVE
あ、
そうそう
焼肉屋でさ
「焼いて食べてくださいね~」
なんて囁かれて
完璧に “ ゴマ油タレ ” が横に添えられてる
“ あの ” レバーを出してくれる店を俺は何軒か知って。。。
おっと
役所勤めの諸君
質問は後だ
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
このボンタン型のカシャカシャパンツ、実はポケットがついてないんです。まあ、こういうイージーパンツ的なものだとよくあることですが。手ぶらをこよなく愛する僕の財布はいつも決まってパンツの右尻ポケットに。これを穿けばその収納スペースを失う事になります。しかし、どうしてもこのパンツが履きたかったんで、このパンツの脚だったんで失う事にしました。カバンを持つ選択肢は代々木上原という街のイメージに消されている。そこで僕は財布を放棄し、ジャケットのサイドポケットに1万円を裸で忍ばせました。お札とお釣りでうまれる事になる小銭ならギリギリジャケットの形も崩れないというジャッジ。こういうのもまたファッションだと思うんです。機能を“あえて”棄てる。ポケットがないパンツを穿くことも、財布を留守番させることも、ホワイトデーを過ぎたら冬素材を着ないことも、夜6時以降何も食べないこともファッションです。やはりおしゃれは我慢ですね。
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文・編集:ヌマタリョウ Twitter
045 代々木上原・ランタン 【yoyogiuehara・lanterne】
金雀・田中三浪がいい服を着て、いい酒場に行く「洒落酒」
さ、今回からは 代々木上原でございます
未知なるシティーですわ、正直
そんな町の1軒目は、ランタンさん
看板にハッピーアワーの文字
17:00~19:00
なにっ!
ハイボールとカラアゲ2ヶのセットが¥100!?
金角&銀角のヒョウタンのごとく (名前を呼ばれてはいないが) 開店直後に吸い込まれる
インして
セットを注文
ハイボールから入りつつ
カラリと揚がるのを待つ
その間、マミツを追う
ポテサラ
シャレてんね
うん、けっこう待つな。。。
と思ってたら
ハイ
ドスン
カラアゲ なまらデカいもの
こりゃぁ揚がんの時間かかるわ
ハイボールとこれが2つのセット
¥100だからさ
ちっちぇのコロンコロンってなもんでしょ
って、勘ぐってたら
いやいやこれで腹いっぱいになるよ
助かるわぁ~
ガブリと
そんでウマすぎるしね
ハイボールをもう1杯追って
ごちそうさま
さ、次へ行こうか
田中三浪 Twitter
代々木上原。オシャレだけど肩肘張らなくていい。オシャレな人が行く街じゃなく、オシャレな人が住む街。そんなイメージです。なので僕もそこに馴染むようにリラックスしたスタイルで。重ね着は封印気味で。リラックス感を強調してくれるボンタン型のカシャカシャパンツ。裾の絞り、蛍光イエローがイカしてる。90sを感じてきます。書かれている“UNDER WETS”は意味がわかりませんが、格好いいから何でもいいんです。一応、人の街にお邪魔する気持ちもあるんでジャケットを羽織ります。Y-3のジャケット(高円寺の時のパンツとセットアップ!)は適度にスポーツの匂いもするからカッチリしすぎず、こういう時にはもってこいです。ポップなデカめロンTに赤ニットキャップでリラックス感をダメ押し。これで、代々木上原に住んでるか、友達が住んでいるから隔週で来てるかのどっちかです。さあ呑みましょう。まずはオシャレだけど肩肘張らなくていい店、「ランタン」で唐揚げとハイボールを。
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文・編集:ヌマタリョウ Twitter
世田谷区
たちのみや、って名の立ち呑み屋さん 俺らは座らせて頂いたけどね
ポン酒を立ちで いいのを揃えてくれてるので、ここで呑んで美味いヤツを酒屋で引くって寸法
路面でなく2Fのお店 って、この感じ緊張しますよね入るの でも入ってかないとな 看板の通り唐揚げが美味かったです
鳥刺しが美味い秘密基地のようなお店 油断すると天井に頭を打ちつける 記憶の飛びを加速させるので気を付けようね
新宿区
酒屋の奥にある角打ち的立ち呑み屋さん レアなポン酒が控えてるらしく、大物政治家も引きにくるという噂
四谷三丁目駅エリアのやきとん屋さん やきとんを赤星で、途中ホッピーに切り替えて流し込め
ツマミも充実の呑めるラーメン屋 それすなわち飲茶なり
ワインとそれに合うツマミが立ちで呑れる店 それすなわちキレイな女性客が多し
呑める定食屋 定食屋と侮るなかれ 呑み物もツマミも超充実 しかも24時間営業 近所にあったらいい定食屋ランキング1位っしょ
やきとん屋さん マジ人気の店だから、仕事なんて早く切り上げて開店と同時に行ったほうがいいよ
THE 職人技な焼鳥屋さん 店主のレモンのあやつりかたに注目
新宿にある吞み屋で一番古い建物らしいす 醸し出す雰囲気の粒子が細かく濃密 デートにもいいと思う、俺もデートで行くわ
「オシャレな立ち呑み屋さんに行ってみたい!」なんてことを あの娘が言ったなら、迷うことなくここへ連れてきたらいいんだ
1Fのカウンターも、2Fの座敷も最高のイキフンよ 座敷でデートなら あの娘の足元が涼しい装いの夏に誘おう
神楽坂で呑んだ夜の〆はここのカレーを食おう 呑んだ町で〆ておいたほうがいいんだって どうせ帰ったら腹減ってるんだから 酔い夜をコンビニなんかで〆ちゃダメ
間接過ぎる照明 そんなドラクエの洞窟気分なBAR マスターは気さくな方なので神楽坂の情報を聞いてみるといいよ
新宿の西っ側 唯一の立ち呑みじゃないかな? まず一杯呑りながら、どこ行くか会議っしょ
吞兵衛ホイホイだわ ナイスイキフン ずっといたい ハシゴしなくてもいいってな心持にさせてくれるね
「名前のない寿司屋」が正式名称 代々木から移転してきたスタイル どの時間だって混みぎみだから、サクッとね
THE 焼き鳥屋 デカいコの字カウンターが素敵なんだよ 地下だし、新宿でサボりをキメて呑んじゃう時にいい
渋谷区
昼から呑めるいいとこ 昼のみは平日にやっちゃうのが最高
所謂 “ 奥渋 ” ってゾーンに現れる THE もつ焼き屋
こちらも奥渋ゾーン 角打ちと見せかけて併設の別エリアで立ち吞ませてくれる 奥渋界隈の歴史を聞ける
サンドウィッチで立ち呑める店 世界観ほぼPOPEYE
いろんなエビスが吞れます エビスビールの歴史も知れちゃいます
まず、その店っ面を見てごらん 恵比寿という街で凄まじいオーラを放ってるから もうオーパーツレベルで
恵比寿横丁の九州方面スタイルのお店 ホッピー中が超攻撃的
旬菜と美味い肉でワインを呑みたいときはここへ デートで恵比寿を訪れたなら「いいとこあるよ」とさりげなくここへ
17:00~19:00のハッピーアワーでの カラアゲ2ヶ&ハイボールが¥100というマジハッピーなアワーをお見舞いされる
行政の魔の手により、呑み屋から姿を消してしまったレバ刺し しかし!こちらでは “ 低温殺菌 ” 処理がされたレバ刺しが合法でいただけるのさ!
この町の大衆 of 大衆酒場 ワイワイとガヤガヤのグルーヴ
フィッシュ&チップスをクラフトビールで流し、良いころ合いでレモンサワーに切り替えろ そして かすうどんで〆るんだ!
原宿、いい呑み屋ないから いや、此処がある 此処しかない